花園養蜂場は
本物のはちみつが欲しくて各地を探し回り、とうとう自分で蜜蜂を飼うに至ってしまいました。
花園養蜂場がお届けするはちみつは、純国産、純天然、無加工品です。
農林水産省生産局畜産部畜産振興課および横浜税関の統計によると、平成20(2008)年のはちみつの国内生産量は約2,838t、輸入量は41,682tです。国内生産量は昭和40(1965)年の8,495tをピークに、その約40年後の平成20年には3分の1になっています。
日本で一般的にはちみつと呼ばれてきたのは、脱色、脱香し、さらにビタミン、ミネラルなど、栄養成分を除去した「精製はちみつ」や、人工的な異性化糖が「純粋はちみつ」に混入された「加糖はちみつ」などで、本来の天然はちみつとは言えない物なのです。しかし、日本ではこれら本来の天然はちみつとは異なる加熱処理された安い外国産はちみつが出回ってきました。どんな優れた天然はちみつでも、高温で加熱すれば、貴重な健康成分や薬効成分が壊されてしまいます。
健康でおとなしくよく働く蜂作りからこだわり、本物のはちみつが欲しくてはじめた蜂屋の仕事です。
私たちが養蜂場を営んでいるところは、もともと「花園町」という行政区でしたが、2006年1月1日、近隣の深谷市、岡部町、川本町と一緒になり新「深谷市」が誕生しました。「深谷市」は特産物としてネギが有名ですが、旧花園町はじめ、その近辺一体では、文字通り花の生産も大変活発に行われています。
花園養蜂場も名前のとおり、花や緑にあふれる、秩父連山を間近に仰ぎ見る自然豊かな立地に恵まれています。
近年LOHAS(ローハス or ロハス; Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語)という「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルが注目を浴びています。私たちは自然と共生しながら、はちみつの生産を通して、皆様の健康的な生活を応援します。
私たちが丹精込めて採取した“花園”生まれの国産天然はちみつ100%を、ぜひご賞味ください。
健康で器量も良く、おとなしくてよく働く、元気なみつばちを育てています。
花園養蜂場はみつばちにとってよい環境作りから取り組んでおります。みつばちの好きな植物の種をまき、育てています。
蜜源植物の育成からこだわっています
土壌改良後植えたビービーツリーが大きくなりました
厳選した最高のはちみつを搾るために、隔王板(女王蜂が上の継箱に産卵しないようにする仕切板)を使い、継箱(上の箱)のはちみつのみ搾ります。当養蜂場は、人間がいただく分のはちみつは、上段と決めて下の箱にどんなに入っていても搾りません。採取量は減りますが、蜂の卵や幼虫、体液が混じるのを避けて純粋なはちみつだけを搾っています。
良質な蜜が採れる様に隔王板を使っています
継箱に蜜採り用空巣脾枠設置の様子
ここまで完熟したはちみつを採ります
ぎっしり蜜の詰まった蜜枠を空の巣脾枠に入れ替えます。巣蜜枠は持ち帰り自宅の作業場で搾ります
完熟する前に搾ったはちみつは発酵するため、加熱処理をします。本来含まれる栄養分やミネラルが失われてしまいます。花園養蜂場は加熱処理など一切しておりません。
一般の養蜂家はほとんど現地で搾ります。花園養蜂場は現地では搾りません。その理由はみつばちや他の虫が香りや甘味につられ、分離機に混入するのを防ぐため、蜜枠を持ち帰り屋内で搾っているのです。